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気を高めるための「脱日常」


■成功へ向けて、気を高めるための「脱日常」

 成功するためには、まず現状からの打破をはかることが必要である。



何かをやりたい、何かを始めたいと考えても、それがなかなか見つからず、
ジレンマに陥っている人は多いだろう。
その場合は、「脱日常」を心がけてほしい。
「生きる」のはメシさえ食べていけば誰でもできる。
だが、「生きていく」には、自発的な行動が伴う。
この自発行動こそ、気を高める最高の要因なのだ。
今の自分に何かしら不満があるのならば、今の自分を変えるしか方法はない。
それが「脱日常」の持つ意味である。
 それを実現するためには、まずは環境を整えることから始めよう。
人間は、知らず知らずのうちに環境に自分を合わせていく習性をもっているので、
これは、とても重要な要素の1つであると言える。
もちろん性格はコロリと変わらないまでも、
環境によって人間としての「質」は大きく左右されるのだ。
具体的には、勉強をする環境を整えることをお勧めしたい。
勉強部屋の大小にかかわらず、レイアウトを変えて、居心地をよくし、
毎日何時間かその部屋で過ごすようにすれば、
それだけでも「脱日常」を図ることができる。
この時注意したいのは、勉強部屋の中でも、
特に机に向かう環境がきちんと用意されているかとどうかという点である。
周りに、遊び道具、マンガなど、気をそらすものが置かれていないだろうか。
また、机があるのはよいが、いろいろ雑多なものが机上に散乱しているような状況ではないだろうか。
なるべく、気をそらすようなものは目に入らない場所にしまうか、
部屋の外に置く方が良いだろう。

机上に関しては、一定のスペースを空けておこう。
何かやりたいと思ったときにすぐに実行できるように、である。
環境が整っているというのは、こういうことである。
そして、環境が整ったならば、朝、何分間でもいいので、
机に向かう習慣をつくってみよう。
その中で、自分の潜在意識に自分の夢やビジョンをどんどん叩き込むのだ。



このたたき込み方は、後ほど紹介する。そうすれば、あなたの気は必ず高まっていくであろう。
 環境が十分に整ったならば、つぎに、本を読むことを心がけてほしい。
これは環境の整備と同様、非常に重要な意味を持っている。
というのも、本には知的要素を生み出す雰囲気をつくるとともに、自分を磨く大きな意義があるからだ。
本をたしなんでいると、話しているうちに内面から深い人間性がにじみ出てくるようになる。
これは、「気」の充実にもつながり、「脱日常」には大変効果的である。
普段の生活や行動がおろそかにできないというのは、その人自身の雰囲気が無意識ににじみ出るからで、
教養というものは、自然と、顔に出てくるものなのだ。
そしてもう一歩気を高めるためには、そこから必ず自分なりの考え方、
見解を持つようにすることが大切である。
そのうち、自然に物事をただ漠然と見るのではなく、頭を働かせ、
目でも心でも物事をとらえ考える習慣が身に付くであろう。

そうすれば自己が確立してくる。言ってみれば、それでこそあなたは人を感動させられる、
人の気を動かせる人間になれるということである。
まさに、これこそが成功の第一歩といえる。